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2008.06.29
境港:観光の街並 生活の街並 -08.05.02-境港の街 徘徊ルート
Google Maps
観光の街
松江からは、利権のにおいがぷんぷんする江島大橋を渡り、隣接の街。
江戸時代は、千石船の往来でにぎわったとか。
確かに国引きの岬がかぶさるように有る境港の街は、天然の良港ですね。
今では、船で人が訪れるなんて事はほとんどない事で、米子空港からか、JR境線で訪れるかと言った所でしょうか?
正直不便です。
不便は、日本海沿岸の都市に対しては常に感じる事。
こんな不便な街に、ゲゲゲの鬼太郎を見たさに人が押し寄せる。本当だろうか?って半信半疑でした。
上手い事、観光と生活とが融合した街。
町おこしを当てる当てないって、本当の所なんなんだろう?
テレビキャラクターを使えばいいのか?
ただ使っただけで全然だめな所も沢山有るだろうに。
まぁ、鬼太郎を選択したって言うのは、町おこしにおいてはかなり都合が良かったのではないでしょうか?
高度成長期に鬼太郎を見ていた世代は、今はもうナイスミドル。
オイラあたりの世代が一番最若層。かなり金銭的のも余裕があって、訪れてみようと思う人たちも多いはずです。
そして、登場キャラクタの多さ。
1週1話で構成されていた漫画。そりゃ登場人物も多いって言うものです。
水木しげるという作家のキャラクタも何とも異質で。
戦争帰りの片腕の漫画家。
彼が生み出す妖怪の数々。
恐いもの見たさ、と言っては失礼かもしれませんが、そういう所も有るはずです。
境港という裏日本の閉鎖された環境。国引きの神話。
そして、海の幸の充実。
これに温泉が出たら天下無敵だろうけれども、まぁ、今のままでも大当たりですから。
観光協会がしっかりしているんだろうなぁ。
これだけしっかりとしたコンセプトでの町おこしですから。
観光協会のリーダシップ。
地元商店街の協力。
地元名士の肩入れ。(といっても、片方だけかもしれませんが)
そういう物がものすごく上手く回った。しかも、上手い時代に。
正直、鬼太郎を取ったら何の特徴もない街。
だからこそ、唯一の観光資源を大切に、大切にしているのがわかるからこそ、人が来るのかもしれません。
生活の街
境港には、鬼太郎観光の街という顔が有るのですが、当然そこで生活している人たちというのも居るのです。
かなりの部分を観光に頼っている感はありますが、それでもここに生活をしているんです。
もう、街が古い。
どこもかしこも、昔の日本が。
高度成長もバブルも関係ない。
下手すると、戦争がまだ続いているんじゃないのか?
そんな錯覚さえ受けます。
ただ、人が居ません。
人の気配はそこはかとなくするのですが、姿が見えません。
何だろう?この街。
全員が全員、昼間は観光の銅像にでもされてしまっているような。
そんな不思議な生活の街です。
観光と生活。
観光客と地元の人。
残念ながら、地元の人の生活の姿が不明のままなのが、心残りです。
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