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 なんで知ったんだろう?どうしてわかったんだろう?
 もうすっかり忘れてしまいましたけれども、成田山は今年開基1070年。記念の年です。
 記念とあればお参りしないと。
 という事で、行ってきました成田山です。


徘徊ルート

全体ルート
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成田周辺
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上野薮 まずは上野で腹ごなし

 成田参りです。
 毎年の初詣御三家の一寺院。
 明治神宮や川崎大師みたいにわんさかその周りに人が住んでいるのならまだしも、成田という東京に新が付くような飛行場のそばで・・・これは奇跡としか思えません。

 そんな成田へは横浜からは、上野発の京成スカイライナーが便利です。
 で、せっかく上野に行くんですから、まずは上野で腹ごなしでしょ。

 そぼ降る雨の寒い日です。
 横浜11:10分発のアクティーに乗車。
 混雑というほどではないですが、残念ながら座れるほどではありません。
 それでも、川崎をすぎた所で優先席に座れました。

 その社内で、化粧をするおばさんが。
 おばさんですよおばさん。半人前のガキならまだしも。
 いい年の人間が・・・人前でネタを仕込むマジシャンを見たみたいで興ざめでした。

 新橋で山手線に乗り換えて上野へ。
 この時間帯の京浜東北線は新橋駅は通過だとか。住み分けかなぁ。

 という事でやって来たのは、上野薮そば。
 もう言わずと知れた老舗中の老舗です。

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 はたしてその老舗の味は・・・。
 詳しい模様はこちらから。
   「上野薮そば 老舗の味」

 京成の上野駅は薮そばからはめと鼻の先。
 ピンクの改札のかわいらしさが、上野駅という場所とのギャップでおかしいです。

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 12時40分発の京成スカイライナー。
 成田までは、乗車券880円、特急券は920円。

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 スカイライナーなんて何年ぶりだろう?
 海外行きの大きな荷物を持って、JR上野駅からの乗り換えで、ものすごい苦労をした事を思い出します。
 それ以来、神奈川県の沿岸に住む者にとって、二度と利用しないだろうと思っていたのに。

 そんなスカイライナーの車窓から見えた、日暮里駅のホームに着流しのお相撲さんの姿が。
 縁起がいいなぁ。
 東京の東側には風情があります。


成田

 京成上野から、京成成田まで50分弱。
 近いです。

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 横浜上野で40分弱。
 今一つ計算が合いません。

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太鼓祭り

 成田山は開基1070年。
 1000年を越えたら10の位の記念なんて関係ない気もするが、それでも、記念は記念だというのなら、そりゃ記念なんですけれども。

 で、開基1070年も祭りなのですが、今日は太鼓祭りが行われていました。
 成田山の参道の空き地という空き地で、日本全国から集まった太鼓のたたき手が、それぞれのリズムで、それぞれの太鼓を披露しています。

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 太鼓もリズムも各地それぞれ。
 ただバチで皮を叩いているだけなのに、なんでこんなにも。
 言ってみれば、パーカッション奏者。
 奥が深いなぁ。

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 また、太鼓の奏者が空いた時間に、衣装なびかせて参道を歩いているのが何とも素敵でした。
 時代が一気に引き戻される。
 成田って言う街もなかなか楽しい街です。


行きの参道

 そんな太鼓祭りの成田山の参道。
 老舗とおぼしき商店が建ち並び、流石1070年の歴史は伊達じゃありません。
 ゆるゆると下る坂道もなんだか趣があって。

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 成田山の参道にはものすごい数のうなぎ屋さんが並んでいるんですが、参拝帰りにどこで食べようって、眺めながら歩くとかなり楽しい。
 今、急に食べるわけではないですから、余裕があっていいんでしょうね。

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成田山参り

 長い長い参道を歩いて来て、突如現れるのが総門。
 開基1070年を記念しての立て替えの門だそうです。

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 白木作りの門。
 何とも立派です。

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 やっぱり総門は木造に限ります。

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 柱の太さが若干細いような気もしますが、それは現代である以上致し方ない事?
 重要文化財の他寺の門と比べては、申し訳ないですね。

 しかし、これだけの門。
 大したものです。


 総門をくぐって、階段を上がると仁王門です。
 重要文化財。1830年の建立だとか。
 境内守護の役目の門。門よりも手前の急な階段がなかなかの手強さです。

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 そして、仁王門の向こうにも階段。
 お正月に何百万人もの参拝客を集める成田山。
 その人たちは、この階段をどのように克服して行くのだろう?
 鶴岡八幡宮の階段も大変だけれども、あれは広大な境内があって成り立っている事。
 参道から総門へ直角に曲げての階段。お正月には来たくないなぁ。
 正直な感想です。

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 だって、仁王門の前後の階段を上るので、お年寄りたちがどれだけ苦労をしているか。
 きっとその苦労、神様が見てますよって、声をかけたくなりました。

 
 仁王門から、その後のやはり急な階段を上ると大本堂です。
 真新しい総門、歴史を感じる仁王門からすると、何とも中途半端な大本堂。
 ただ、その規模と大きさには圧倒されます。

 なんでも1968年の建立だとか。
 ついこの間ですから。

 でも、この建物って、コンクリート。
 川崎大師しかり、横浜の成田山別院しかり、弘法大師の系譜は鉄筋コンクリート好きだなぁ。
 大きくても、立派でも、やっぱりコンクリートだと興ざめですよね。
 コンクリートは、何百年も持つ建築方法ではないだろうし。
 やがてはいつかこの建物も・・・。

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 正直、信者ではないものですから、神様から何かを感じる事はあまりありません。
 歴史ある建物からいろいろな事を感じるもので、そうなると、ちょっと鉄筋てのは・・・。

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 開基が1070年でも、では1070年前の何かがどこかにあるのだろうか?
 これが成田山?
 ちょっと不思議な気持ちです。

 釈迦堂の脇から奥の院へ登ります。
 ここ、また階段です。
 山寺ですから、バリアフリーなんて事はあり得ないだろうけれども、何しろ階段が多い。
 高低差は、メタボの体にはなかなか響きます。

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 大本堂の奥には、額堂(重要文化財)、光明堂(重要文化財)、奥の院などが控えています。
 こちらの建物は歴史的にもかなりたっていそうです。

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 特に光明堂は、1701年の建立で旧本堂。
 やぱり、日本の寺院は瓦屋根であってほしく、そういう意味では、この光明堂。見事なたたずまいです。
 うーん、見事です。
 

 その奥には平和の大塔という2階建ての建物が建っています。
 1984年の建立だとか。
 正直その姿には眉をひそめました。

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 建物内には、不動明王が飾られ、曼荼羅がそこかしこに。
 圧倒されるその金満の世界。
 そして、外観は・・・。

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 どうなっているんだろう?日本の寺院?
 日本の寺院なら、日本の寺院のような・・・そういうものがあるでしょうと言いたくなります。

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 しかも、その前には西洋の噴水公園が。
 もう、なんでもありなの?
 ちょっと、自分をどうしたいのか意味不明ですね。

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 正月に何百万人もの参拝客を集める寺院。
 はたしてこれでいいのだろうか?
 ぶれない歴史観を示してくれればいいが、これでは成金主義の金満寺院としか思えません。
 どうなっているんだろう?どう思っているんだろう。

 これだけの奥まで訪れている人は少ないですが、それは、あきれかえっているからか?見るにあたわないと思っているからか?
 決していい印象を抱いている人は少ないと思いますよ。

 成田山公園の深い森を抜けて、大本堂まで戻ってきました。
 本堂脇には、釈迦堂と三重塔が。

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 三重塔は見事です。
 1712年の建立だとか。江戸時代中期の見事な色彩感覚。驚かされます。
 しかし、どうして五重塔で立てなかったのか?疑問は残ります。三重塔っていうのも、なんだか中途半端なような気が。
 青を貴重にする屋根下の細工。どこか入れ墨的でもありインド的でもあり。
 朱を基調とする日本の色彩とは一線を画しています。

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 江戸時代にこれはどこからの感覚なのでしょう?
 鎖国の日本で、これは凄いです。

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 駆け足のような参拝でしたが、成田山を後にします。
 なぜこのような場所の、このような所に、毎年正月二何百万人の人が集まるのか?
 正直オイラには理解できませんでした。

 真言宗智山派にそれほど信徒が居るとは思えませんし、総本山は京都です。
 同じ大本山の川崎大師のように、人の密集しているような所に建っているわけでもなし。
 それでも、何百万人もの人が訪れる。
 どうしてなんだろう?なぜなんだろう?
 
 全員がうなぎ好きだからとも、当然思えませんし。


帰りの参道

 総門まで戻って、参道を帰ります。
 来る時は下りだったのに、帰りはだらだらとした上り道。

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 空腹でメタボの体には、なかなかこのだらだらが辛いんです。

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 太鼓祭りの太鼓がまだ、そこかしこで鳴っています。
 成田って言う街は本当に威勢のいい街だと、脳にどんどんと刷り込まれます。

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川豊のうなぎ

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 そんな威勢のいい成田山の参道で、もっとも威勢のいいうなぎ屋さんで、ご飯を食べる事にしました。
 参道の店先で職人さんがさばくウナギ、焼くうなぎ。
 店内から、店先にかけて、いぶすようなうなぎの煙。

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 そんな成田山参道のうなぎ屋 川豊の模様はこちらから。
   「成田参道 川豊本店のうなぎ」


飛行場

 開基1070年。
 成田山の参拝を終え、ウナギを食べて帰路へ。

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 成田ですから、電車で帰るとまた上野についてしまう。
 上野と横浜って微妙に相性が悪い。

 じゃ、という事で、成田空港まで行ってYCAT(バスですよ)で帰る事に。

 成田空港。
 飛行機と関係なく来るのって初めて。

 空港の雰囲気ってどこかいいですよね。
 出発のロビー、到着のロビー。

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 結構仕事で海外には出かけますが、それでも、海外旅行に関しては憧れっていうものがありますから。
 どこかそわそわと、どこか誇らしげな海外旅行の人たち。
 ちょっとうらやましい。

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 そんな成田から、バスで90分。
 横浜までは、あっという間です。


おしまい

 開基1070年。
 決して便利な所にあるとは思えない成田山新勝寺。

 そこに毎年お正月には何十万という人が押し寄せる。
 その理由を探りたかったんですが、結局わからずじまい。
 
 出た結論は、日本人はうなぎ好き。
 みんなうなぎが食べたいんだ。

 そう思えば、何となく納得の成田山詣での一日でした。

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