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100627_134802_安楽寺

 徳川に二勝。
 信州上田散策、二日目の模様です。



二日目 全行程





雲泉寺温泉 朝散歩

散歩マップ


 少し早起きをして、雲泉寺温泉を朝散歩です。

 山懐に抱かれた雲泉寺温泉。
 温泉宿は数件しか無いから、散歩っていってもすぐに温泉の外に。

 せっかくなので山の中へ、中へと入っていってみました。
 まぁ、そんな山の中の模様はこちらから別にご覧になっていただければです。



100627_050742_雲泉寺温泉_旅館_遊楽

100627_050958_雲泉寺温泉



 緑の風景とは別に、雲泉寺温泉の街の風景はこちらで。


100627_051115_雲泉寺温泉

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 いやー、なんとも時代遅れというか、なんというか。

 あまりの山奥で、時代の空気が止まっている感じ。

 森林浴はバッチリで、空気は澄ん気持ちイイ。
 横浜あたりなら、30度はとっくに越している季節でも、この辺りではクーラーさえいらない。

 おかげで、時代に取り残された光景が今も・・・。


100627_051813_雲泉寺温泉

100627_051945_雲泉寺温泉



 あ、そうそう、雲泉寺温泉、ドコモとAuは良いんだけれども、ソフトバンクは携帯圏外です。
 安かろう、悪かろうは覚悟の上ですが、ユーザーとしてはチョット悲しい気分です。

 
 昭和の日本というか、戦前の日本の風景が今もここに残るような、そんな雲泉寺温泉の朝散歩でした。 




旅館

 一度旅館に戻って・・・。

 朝風呂を、雲泉寺温泉の共同浴場で。

 共同浴場は、近所のおやじさんの朝の社交場となっています。

 今日は畑で何するか、何を植えるか、どう手入れをするか。


 会話はそんな話ばかり。
 よそ者にとってはかなり居づらい雰囲気。
 コミュニティーが出来上がっているんです。

 近所の人っていっても、皆朝風呂を浴びに車でやってくるみたい。
 車あっての社会生活。
 かなり山の中の秘湯温泉ですから。

 料金は100円だったっけな。
 係の人がいるけれども、お金は入り口の箱に入れる。
 銭湯よりも安いのには驚きです。

 どうなっているんだろう?
 この値段なら、多少遠くからでも訪れるだろうなぁ。


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100627_073516_雲泉寺温泉_旅館_遊楽



 一風呂浴びて、旅館に戻って朝食。

 質素な朝食ではあるけれども、温かみがある。

 何しろ、一泊二食付で6000円でお釣りが来たんだから。
 食べられるだけでもありがたいと思わないと。


 近所の子どもが、親の送り迎えで学校にいく姿が見えた。

 宿の人の話では、部活だろうけれども、学校までが遠くて親の送り迎えが必要なのだとか。

 親子の関係って、都会のそれとは絶対的に異なるだろうなぁ。

 朝遅刻も出来なければ、早退も出来ない。
 
 行きも帰りも親に頼らないといけないなんて。

 自転車じゃだめなのか?とは聞かなかったけれども、駄目だから車での送り迎えなんだろうなぁ。

 この辺りの日本って、思いのほか不便なのかな。

 そう言えば、スーパーもコンビニも見当たらなかったなぁ。




信州の鎌倉 塩田の里の前山寺

 雲泉寺温泉を跡にして、塩田の里に来ています。

 ここは上田ではあっても、真田ではない。

 信州の鎌倉と言われている、北条の里です。


 北条義政から孫の俊時までの三代は、この地に住んで塩田北条氏と呼ばれているそうです。
 
 チョット古くなりますが、大河ドラマ北条時宗のときに、渡辺徹氏が演じていたのが北条義政。

 鎌倉幕府の連署ですから、かなりの高地位です。

 
 そんな北条義政も、元が攻めてきた文永の役以降病のため連署を辞して出家し、塩田の荘に遁世したそうです。
 結果、この地で41歳で死去。 
 神奈川県人の自分としては、深い縁を感じます。

 新田義貞が鎌倉に攻め入ったときには、塩田北条氏も鎌倉に馳せ参じ、敗戦。
 一族は滅亡したそうです。


100627_091800_前山寺


 
 鎌倉文化を残す建物が多く残る塩田の里。

 遥かに上田の盆地が見渡せる。

 権力者が見るには本当にピッタリの場所です。


100627_091944_前山寺

100627_092540_前山寺



 まず訪れたのは前山寺。

 塩田北条氏の塩田城の鬼門に位置する寺。

 入山寺は大人200円。

 
100627_093834_前山寺

100627_092710_前山寺



 長い石畳の坂を登ると薬医門があり、本殿は反対に向いて立っている。
 ちょうど塩田城の山に向かってった感じなのかな?

 巨大な藁葺の本殿が、薬医門とは別な方向に向いているのにかなり違和感を覚える。
 
 ふんだんに使われた藁葺の屋根。

 古刹って言葉がよく似合う。


 また、本殿の奥、一段高くなっているところには、未完成の完成の塔と言われる、三重塔が。
 国の重要文化財です。

 確かに軒のあたりとか、未完成と言われると未完成なのかもとも思うけれども、すっと建った見事な姿勢。

 反り上がった屋根。

 見事な姿勢です。


100627_093309_前山寺



 何でも、時代的には室町時代のものなのだとか。

 そうすると、北条氏以降のものか。

 絶妙なバランスに見とれるばかりです。

 
 

信州の鎌倉 塩田の里の龍光院

 前山寺を後に、こちらも塩田の里の龍光院。


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 龍光院は北条の菩提寺ということで訪れたのですが、普通のお寺でした。


100627_100135_龍光院



 ただ、屋根に輝く北条マークだけは流石。


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 本殿では山菜料理などの振る舞いもあるそうだけれども、チョット遠慮して、つぎに向かいます。

 


信州の鎌倉 塩田の里の中禅寺

 龍光院から数百メートル程度の距離で中善寺です。


100627_102127_中禅寺



 極めて小さいお寺ではあるけれども、信州一古い木造建築物の薬師堂が見事な雰囲気で建っています。


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100627_102738_中禅寺



 建っているというよりも座しているって感じ。

 こじんまりとした建物だけれども、藁葺の屋根の雰囲気がいいんです。

 頭でっかちにしっかりと乗る藁葺の屋根。

 本来瓦屋根ファンであるオイラですが、塩田の里の藁葺の屋根の雰囲気って、さすが上田は米がよく取れるからだろうか?


100627_102624_中禅寺

100627_102636_中禅寺


 この薬師堂に安置された仏像もまたいい雰囲気でした。 


 また、山門を守る仁王像の彫刻も見事。

 塩田の里、なかなか見応え充分です。




信州の鎌倉 塩田の里の塩田神社

 中善寺の前には塩田神社が。

100627_103518_塩野神社



 細い杉並木の参道は取ってつけたようですが、境内に入るとその雰囲気に圧倒されます。

100627_103641_塩野神社



 山の中に社の雰囲気がいい。

100627_104433_塩野神社



 緑の中の神社です。

100627_103800_塩野神社



 参拝客もなく、この雰囲気に包まれたら、一人だとチョット怖くなる感じ。


100627_103941_塩野神社


 
 この霊的な感じが如何にも鎌倉的かも知れません。




信州の鎌倉 塩田の里の塩田の館

 塩田の里の雰囲気を堪能して、龍光院まで戻って塩田の館へ。

 塩田の館は養蚕農家風の建物で、ここに、塩田城から出土した品物などを展示している。


100627_105420_塩田の館



 正直、土器や器なんてものに興味はないけれども、館内に併設された蕎麦食堂に吸い込まれた。

 食堂「北条庵」は、地元のおばちゃんが運営しているみたい。
 

 そば打ちディスプレイも整っているので、タイミングがよければ、おばちゃんのそば打ちも見られるのかも。


100627_111033_塩田の館



 地元産のそば粉、地元産の小麦粉、地元のおばちゃんが打った蕎麦は、里帰りそばと言われていて、皿に乗せられて提供される。
 ざるよりも皿の方が蕎麦が乾かなくていいって何かで聞いたことがある。

 そんな、里帰り蕎麦の実食模様はこちらから。
 「信州の鎌倉 塩田の館で食べた手打ちそば」

 


信州の鎌倉 別所温泉 北向観音

 蕎麦で満腹。
 やっぱり信州は蕎麦の国だ。


100627_115120_北向き観音



 塩田の里を後にして、車で別所温泉へ。
 
 別所温泉は、昨晩泊まった雲泉寺温泉とは比較にならない、信州上田の一流温泉街。

 ここも、信州の鎌倉を自称している地域で、北条氏の遺産がたくさん残っています。


 そんな歴史的建物の中で、まず訪れたのは北向観音です。

 天長2年(825年)、慈覚大師円仁によって開創。
 安和2年(969年)、平維茂によって大改修。
 鎌倉時代の建長4年(1252年)、塩田陸奥守北條国時によって再建されたと伝えられる。


100627_114928_北向き観音



 長野の善光寺と一対の厄除観音として広く信者を集めているようで、この日もたくさんの参拝客で賑わっています。


100627_115200_北向き観音



 開帳の時に善光寺に行ったけれども、これで厄除観音参りが一対になったってことか。
 来世の利益を願う善光寺と現世利益を求める北向観音の両方に参ることで、現世と来世の幸福が約束されるという信仰に基づいているのだとか。
 
 現世の幸福・・・約束して欲しいものです。


100627_115012_北向き観音



 別所温泉って言うのはすごい温泉だなぁって実感させられるのは、北向観音の手水舎の水が温泉だったってこと。
 そんなの見たことない。
 まぁ、冬は、寒い地方のことだからなぁ。


100627_115549_北向き観音

100627_115605_北向き観音



 愛染堂の近くに縁結びの霊木として崇められている愛染かつらの巨木があります。
 高さ22m、目通り5.5m、枝張り14mという大きなものです北向観音の霊木だそう。

 なんでも、縁結びのパワースポットなのだとか。


100627_115525_北向き観音



 でも、その割に、お参りしているのはお年寄りばかり。
 何の縁を結ぶつもりだろう?

 若い人は、別所温泉になんてやってこないのかな?


100627_115402_北向き観音



 川口松太郎の名作「愛染桂」はこの木からヒントを得たのだそうだ。

 ♪~
 花も嵐も 踏み越えて
 行くが男の 生きる道
 ~♪ 

 ですから。古。 




信州の鎌倉 別所温泉 常楽寺

 北向観音から、別所温泉を歩いて、常楽寺へ。

 北向観音からはそこそこ距離があって・・・しまった、車で来るんだった・・・後悔です。


100627_120926_常楽寺

100627_121145_常楽寺



 何しろ、蒸し暑い日。

 やっとの思いでたどり着いた常楽寺の本堂は巨大な藁葺き屋根。

 北向観音から距離があるため、参拝の人はぽつりぽつりです。

 
100627_122116_常楽寺



 巨大な本堂の裏に回ると、重要文化財の多宝塔が森の中に。

 雰囲気としてはどっしりとした感じ。


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100627_122257_常楽寺



 この辺り一帯からは、たくさんの五輪塔などが掘り出されているのだとか。

 平安時代の初頭に開山し、塩田北条氏や海野氏が建て直したと言われているお寺。

 以前はきっと重要な場所だったのだろう。


 林を通って時々吹く風が心地いい。

 別所温泉北向観音を守る、古寺巡礼です。




信州の鎌倉 別所温泉 そば久

 常楽寺に向かう途中、そば久の看板がそこかしこに。
 手打ちそばとそば団子が自慢だと書かれていた。
 せっかくなので、常楽寺参拝度の休憩を。

100627_132601_そば久



 塩田館で蕎麦食べたじゃん。
 それでも食べたい、別所の蕎麦。

100627_130619_そば久



 常楽寺の参拝の客は少なかったのに、ここの蕎麦屋は大盛況。

 大混雑だったそば久の実食の模様は、こちらから。
 「別所温泉 そば久の蕎麦」




信州の鎌倉 別所温泉 国宝 安楽寺

 そば久で満腹。
 消化が始まり、蒸し暑さ倍増です。


 別所温泉方面へと、ダラダラとした上り坂をもどる。
 戻る途中に安楽寺です。


 安楽寺は、鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つ。
 この辺りも、北条氏が治め、信州の鎌倉と呼ばれる地域の証ですね。


 北向観音、安楽寺って言うのが標準の観光コースみたいで、安楽寺に向かって観光客がドンドンと進んでいる。
 すごい人出というほどではないけれども、常楽寺の閑散ぶりとは大違いです。


100627_133945_安楽寺



 急な石段を登り、山門を入って、よく手入れがされている境内を進みます。


100627_134140_安楽寺



 大きな本堂の脇から、墓地の方へ。

 観光バスの人達と合流してしまって、ごった返す参道。


100627_134802_安楽寺



 森の中のようなつづら折りの小道を進むと、見上げる位置に国宝八角三重塔が。

 木造の八角塔って言うのは、日本で唯一で、長野では最初に国宝に指定されたもの。

 確かに、木々の間から始めてその姿が見えたときには、おおって声が出た。


100627_135411_安楽寺



 近づいてますます感動。

 何なんだろうこの存在感。

 圧倒的に姿がいい。

 八角形の姿が見慣れた塔のそれとあまりに違うからか。


100627_135421_安楽寺


 
 下から上へ徐々に細くなっていく姿が、安定感となって、見るものの心を落ち着かせる。


 このような立派な塔が、本家の鎌倉にないのが残念。

 鎌倉は戦火が絶えなかったから、もしかしたら鎌倉にも存在したのかも知れない。

 
 こうして感動している間にも、続々と見学ツアーの人達が石段を上がってくる。

 お年寄りには結構大変な階段。

 それでも見る価値充分な国宝の塔です。

 


おしまい

 安楽寺から、別所温泉街まで戻って、銭湯よりも安い別所温泉の公衆浴場で汗を流す。


 その後は、北向観音の駐車場に停めたスーパーカーで帰宅です。


100627_144723_別所温泉



 一泊二日で信州上田を回りました。

 上田といえば、やっぱり真田のイメージが強く有るのですが、北条の里だったなんて、今回、始めて知ったことです。

 観光としても、戦国時代と鎌倉時代では、やっぱり鎌倉北条に軍配が上がる感じ。
 刻んだ時の長さの違いはどうにもならない。

 新しい上田の一面を知り、信州通になった気分。
 梅雨の合間の信州の旅でした。

 夜は良かったんだけれども、しかし、昼間は暑かったなぁ。

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